賃貸住宅オーナー生活。

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人生100年時代に入り、定年退職後の約30~40年間の収入をいかに確保するかは非常に重要な課題です。貯金、年金だけでは苦しくなるのは言うまでもありません。

かと言って、なにか打てる手はないかと投資に手を出し大きなリスクを抱えるのも怖いです。

そんな中で比較的リスクが少ない方法のひとつで、ご自分の住宅の間貸しというものがあります。

子供が独立し部屋が開いたなどの場合でその空き部屋をうまく使いリノベーションをして、賃貸に出して賃貸住宅オーナーとして収入を得る、というものです。

管理は自宅なのでしやすいし、駅の近さや需要次第ではありますが、うまくすると月に10万前後の賃貸料を得ることも可能です。

今回は弊社に行ったそんなリノベーションをご紹介します。

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まずは玄関を付けます。もともと玄関が二つある家は少ないので、当然必要になります。

ポスト・照明・インターホンなども付けます。インターホンは無線式なので簡単取り付けです。

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次に玄関です。小さくていいですが、シューズクロークと鏡くらいは付けるといいですね。床はビニルタイルで良いと思います。(本物のタイルはとても高いので)

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LDKです。オーナー様のご希望でオシャレで涼し気なデザインになりました。

この場合、デザイン性を持っておくことが非常に重要となります。賃貸住宅、10戸、20戸の住戸を貸す場合はデザイン性はむしろ邪魔になります。同じ好みを持った人がそんなにはいないからです。

ですが、自宅を賃貸住戸にする場合、入る人は1世帯。つまり1世帯もしくは1人の人に強く気にいってもらえばいい。その場合むしろ他の賃貸住宅と差別化をしっかりするほうが、賃料は相場より高めに設定しても借りてくれる可能性が高いと思います。

地域にもよりますが、費用対効果よりオシャレな家に住みたい人は思ったよりいます。

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寝室もデザインをしっかりします。といってもビニルクロスで十分、というかビニルクロスでないと貼り替えなどが面倒なのでそのほうがいいと思います。写真の木板っぽいところもビニルクロスです。

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もちろん機能性も確保します。最低限のグレードでいいですが、浴室暖房乾燥機なども付けると良いと思います。

 

以上、フルリノベーションでした。

気になるリノベーション総額ですが、だいたい500万円が基準になり既存の状態次第で上がったり下がったりします。今回は1LDKで400万円を少しこえる程度でした。

この物件は東京都内ですので、仮に1LDK8万円程度で貸せるとすると5年以内には元をとることが可能になります。その後に修繕費などもかかりますが、近年のキッチンやユニットバス、トイレなどは20年後も比較的キレイですし、大きな改修は必用ないと思います。

もちろんゼロリスクではありませんが、かなり魅力的な収入源になると思います。

皆様も是非、ご自宅を賃貸住宅オーナー生活を始めてみませんか?

それではまた。